まるで小料理屋さん?鶏ササミのたたき

今回の記事は、鶏ササミのたたきです!

そんなの家庭で作る物じゃないんじゃないの?
とか、材料の入手が大変そう・・・とか思うのは、普通の感覚です。

一応リスクの伴う食べ物なので、必ず自己責任である事を踏まえて読み進めて下さいね。

注意事項とかは最後の方に書いておきます!

まずは作り方からいきましょう。これも簡単なメニューです!

 

【材料】
・鶏ささみ(食べたいだけ)

・・・以上!!!
ではあんまりなので。

【併せて用意できると良いもの】
・練り梅
・大葉
・美味しい醤油
・ワサビ

こんなところですかね〜

 

 

【作り方】

今回使用した材料はこれ。普通にスーパーで売ってるパック詰めの鶏ササミです。

sasami1

ササミにはぶっとい筋状のものが入っているので、まずはそれを削ぎ取ります。
筋をまな板につけるようにして、包丁の刃を入れて切り取ります。
筋は肉の中の方まで入っているので、ほどほどで諦めて切っちゃいましょう。
しっかり取ろうとすると、肉がボロボロになること請け合いです。

 

画像だとあまりわかりませんが、切った先から肉の中の方に筋が入っているので気になっちゃうかもしれませんが、きちんと噛めば全然問題なく食べられるので、気にせずに。

 

全部筋を取り終わったら、鍋に火をかけて沸騰したお湯と、ボウルに氷水を用意しましょう。

 

ここで、筋を取ったササミを1本ずつお湯にくぐらせます。
お湯の温度が下がりすぎないように必ず1本ずつというのがポイントです。
これが殺菌工程なので、当たりを引きたくなければこういう事はきちんとやりましょう!

すぐに火が通ってしまうかと思いきや、案外中までは熱が入らないものでして。
肉を入れて、再沸騰するまでお湯に入れておいてしまって問題ありません。
時間にしたら大体1分くらいです。

 

きちんと再沸騰している事を確認したら、そのまま氷水にドボーンです。
急冷してあげる事で余熱が入る事を防ぎ、熱が入った部分と生の部分の境目がクッキリ出ます。

 

湯通し→氷水ドボーンを繰り返して、全部やり終わったらキッチンペーパーで水気を取ります。

 

後は切って盛りつけるんですが、バーナーをお持ちの方は表面炙って焦げ目をつけてあげると、雰囲気良くなったり香りも香ばしくなったりしますので、お試しあれ!(撮影してたらやるの忘れちゃいました)

 

ササミの形状的に、まっすぐ輪切りにしてしまうとなんだか見栄えがパッとしないので・・・
僕は今のところ魚の刺身同様、斜切りにしてます。
火が通った所は切る時ボロボロになりやすいので、なるべく刃を長く使って引き切りで切ると良いですよ。
これも刺身を引くのとやり方は同じです。

 

こんな風に盛りつけて、わさび醤油で食べるも良し!

 

以前お客さんに出して大好評だったのは、練り梅+刻んだ大葉を乗せて食べる出し方。
非常にさっぱりと食べられます。
(この場合、梅の量が均一になるように切り身は重ねずに並べています)

 

まったく癖がなく、ふわっと柔らかい食感なのでドレッシングと併せてサラダに入れたりなんて使い方でもいけそうです。

 

【生に近い肉を扱うリスクについて】
しつこいですが、このレシピは試すにしても完全に自己責任の範疇でお試し下さいね。

生の鶏肉で最も当たりやすい原因になると言われているのが「カンピロバクター」という菌です。
東京都福祉保険局のwebサイトを要約するとですね。

カンピロバクターは100%付着している訳じゃないけど、見た目や匂いじゃわかんないから、基本的に生の状態ではいるものだと思っておいてね!
元々鶏の常在菌が付着するだけだから鮮度とかは関係なくて、冷凍してあっても低温では死滅しないよ!
60度以上で1分くらい加熱すれば殺菌できるよ!

という事らしい。
牛肉のブロック肉なんかでもそうだけど、塊肉の内部に菌が居るって事は基本的にない筈だ。
鰹のたたきなんかだと直火で炙るのが普通ですよね。でもそのやり方で鶏肉を炙ると部分的に温度が上がり切らない箇所が出てくる可能性がどうしても出て来ちゃうんですね。
最初に取る筋の辺りなんて特にそう。
なので、熱湯にドボーンとする事で、隅々まで温度が上がり切るっていう寸法です。

調理の過程で使った使った包丁とまな板はしっかりと洗って下さい。
そのまま他の食材を扱ったりすると、まな板に付着したカンピロバクターが移って当たっちゃうかもしれませんからね!
洗うだけじゃなく、熱湯消毒するとか漂白剤に浸けておくとかしても良いみたいです。
そういうリスクを含んだものだって事を理解しつつ調理しましょう。あくまでも自己責任です。

今のところ普段回る近所のスーパー、あちこちで買って来たササミで何度も試しましたが、自分も家人も一度も当たりは引いてません。
免疫力の低い子供や老人はやめておいた方が良いかもしれません。
また病み上がりの人とか、仕事がキツすぎてヘトヘトな人(笑)とかも弱っていたりするので気をつけましょうね。

簡単だし材料は比較的安いし、すごく美味しい。でもしつこいけれど自己責任で!

カテゴリー: おかず, おつまみ

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