色んな味で愉しむ、とろける豆腐鍋

9月もそろそろ終わりですねー。
秋の食材も出始め、そろそろ鍋が恋しくなってきた人も多いんじゃないでしょうか?
ここの所、野菜がべらぼうに高くてちょっと参っちゃいますけどね。

という訳で、今回はちょっと変わった「とろける豆腐鍋」です。
何がとろけるって、本当に文字通り具材がとろけちゃいます。

材料は例によって「好きなもん入れりゃいいよ!」みたいな感じなんですが~・・・
今回ばっかりは、必須の材料がいくつかあります。

【必須材料】

重曹(食用)
豆腐
油揚げ

の3つ!
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のっけから重曹って、ちょっとビックリするかもしれませんが、これがなきゃ全く成り立たないので絶対に用意して下さいね。
ちょっと大きめのスーパーに行けば、大抵置いていると思います。
値段もさほどしないですよ~
それから豆腐と油揚げですが、良いものである必要は全くありません!1丁50円以下ぐらいで売ってる充填豆腐と、一番安くて沢山入っている油揚げでOK!

上記3つに加える食材は、鍋に入れる食材なら割となんでもいけちゃいます。
・豚肉
・鶏肉
・水菜
・白菜
・キャベツ
・長ネギ
・しめじ
・人参

・・・ウチで試したのはこのぐらいだったかな?
他にもきっと、相性の良い食材はあると思います。

分量で気をつけるべき点は重曹の量だけで、
だいたい水1リットルにつき、小さじ1杯弱ぐらい
だと思っておけば大丈夫です。

【分量】(2人前)

水  :1.5リットル
重曹 :小さじ1ちょっと
だし :だし用昆布
豆腐 :2丁~3丁
油揚げ:10枚
野菜 :好きなだけ!
肉  :好きなだけ!

こんな感じですね。いつも昆布出汁で作ってるんですが、無い場合はほんだしでもたぶん大丈夫です。
ほんだしだと、香りが強いので結構違った風味になるとは思いますが、相性が悪いって事はない筈。
豆腐はほとんどの場合、鍋に入りきらないと思いますんで、半分は後入れでもOKです。

【作り方】

作り方っていうほど難しいもんじゃないんですが、一応ね。

土鍋に水とだし、重曹を入れて火にかけます。
沸騰していてもしてなくても全然構いません。出汁昆布も溶けちゃうので、出さずにそのまま豆腐も油揚げも投入しちゃいます。手早くやるのが苦手な人は、水の状態のまま突っ込んじゃってもOK。
この日は野菜があまりなかったので、この段階でキャベツをどかーんと盛りました。
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肉や根菜類は先に入れちゃってもそうそう溶けきらないので良いですが、長ネギの白い部分や白菜なんかの葉物は後入れにした方が無難です。油揚げがとろけてくる前に溶けきって液体になっちゃったりするんで。

吹きこぼれやすいので注意して下さいね!
おおよそ7分~10分ぐらい、浮いちゃう油揚げを軽く混ぜながら弱火でクツクツと煮ると、画像のようにしんなりととろけてきます。
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だいたいこのぐらいになると食べごろ。
だし以外は何も味付けしていませんが、豆腐が溶け出してスープは豆腐の甘味タップリの豆乳鍋みたいになります。
これを器に取って、各自好きな味をつけて食べていきます。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

我が家では塩ダレが定番ですが、ポン酢でも醤油でもいけますし、わさびや塩山椒、塩胡椒でもいけちゃいます。
豆板醤なんかをちょこっと混ぜたりしても断然おいしい。

冷奴じゃちょっと食べる気がしないような、安い絹ごし豆腐。そのままだと食感がモソっとしていたりするヤツでも、重曹パワーでフンワリトロトロになっちゃうし、油揚げは湯葉っぽい感じになって、とにかく面白さのあるレシピです。
色んな味を楽しめるのも良し。

スープはついつい飲んじゃうんですが、うまく残して雑炊にしたら、これまた絶品ですよ~!

カテゴリー: その他

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